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Vol.107中古車販売はインターネットに向いているの?

一般的に、インターネット販売には向き不向きがあるといわれています。

インターネット販売に向いているといわれる業種の代表には、音楽配信やチケットを含めた「権利の販売」ビジネスなどがあります。


音楽を聴くためには、(テレビやラジオを見たり聞いたりするのは別として)レコードやCDを手に入れるためにお店に出向かなければなりませんでした。

ところがインターネットのおかげで、欲しいと思ったその場でダウンロードして購入するということができるようになり、すぐに聞くことができるようになりました。


チケット販売やセミナーの販売などもそうですね。「欲しい!」「行きたい!」と思ったその場で、パソコンからすぐにその権利を購入することができます。

何かの演劇を見たいと思えば売っている所に行かねばなりませんでしたが、インターネットですぐに買うことができるわけです。

これら、実物の移動を行う必要のない「コンテンツ」や、コンサートや映画などの「権利」は、インターネット販売に最適ですね。


読者のみなさんも一度は利用したことがあるかもしれませんが、インターネットで本を売っているアマゾンなども、同じくインターネット向きと考えられます。自宅で24時間いつでも本を買うことができるわけですからね。

インターネット販売に適しているといわれるサービスや商品には、どれも『共通の特徴』があります。

それは、『地域性が無い』こと。
全国の誰もが同じメリットを享受することができます。

これらの業種は、マスの広告を展開して全国に同様のサービスを提供することができます。

では逆に、インターネット販売に不向きな業種はどのようなものがあるでしょうか?


例えば、建築業などはどうでしょうか。

北海道の建築会社が、沖縄の道路工事を請け負うことは現実的ではありません。
インターネットで、全国に向けて建築工事の受注を促すのは厳しいですよね。
せっかく受注しても、現実にはできないわけですから。


あなたの街の床屋さんはどうでしょうか。
あなたの街の近所の床屋さんがインターネットで遠く離れた街のお客さんを見つけても、実際にカットすることはできませんね。
これもインターネットには向かないと考えられていた業種です。

行政書士や、弁護士や税理士などもそうかもしれません。
直接お客のところに行かないと商売になりませんので、インターネットを使って全国から集客するのには無理がありそうです。

つまり・・・

地域が限定されるサービスやビジネス』は、インターネット向きではないと考えられているわけです。


ラーメン屋がインターネットで出前の注文を受けても、とんでもなく遠ければ出前に行けないわけですから、地域でビジネスをしている業種ではインターネットのメリットを享受できないというわけです。考えてみればそうかもしれませんね。

では生産地は地域限定ですが販売には地域制限がない業種はどうでしょうか?

農家などがこれにあたります。

農家はインターネット販売に向いているとおもいますか?それとも不向きでしょうか?

北海道でこだわりのジャガイモを作っている農家がいるとします。
そのジャガイモは、インターネットで全国に売ることができますよね?

「誰でもおいしくできる肉じゃがレシピ」などと一緒に売り出したらどうでしょう。
地方限定でしか作れない商品でも、高い付加価値をつけて全国に向け販売することができるわけです。

そういう意味では、一見アナログな業種である農家であっても、インターネット販売には実は向いているというわけです。


では・・・
中古車はどのカテゴリに入るとおもいますか?

インターネットに向いているとおもいますか?

それとも不向きでしょうか?

中古車販売は、最後に出てきた農家と同じカテゴリに入ります。

出所はあなたのお店。
展示販売している地域は限定されます。

北海道の人が、あなたのお店の在庫車に何があるかは知る由もありませんでした。

しかし、インターネットに広告を展開することで、全国の人にあなたのお店の在庫車両を見てもらうことができます。

その結果、販売は全国に向けて行うことができるのですね。

どの街にも、カローラの中古車は展示販売されているはず。
しかし、他店にはない特別な付加価値をつけることができれば・・
お客は、近所のカローラは買わずに、あなたのお店で買ってくれるかもしれません。
中古車販売には、他店にはない付加価値が必要だということですね。

では一番最初に戻って、
地域が限定されている建設会社やあなたの街の床屋さんは、インターネットを使って集客をすることはムダなのでしょうか?

いいえ。

決してそんなことはありません。


インターネットでの広告は非常に有効です。

なぜでしょう?


北海道の床屋さんが沖縄のお客の髪の毛をカットすることができるのでしょうか?


ちがいますね。


インターネット広告は、

店舗の存在を知らなかった地元の人にお店の存在を知ってもらうこと

あなたが行っているサービスを知らない人に、そのサービスを知ってもらう


という効果があるのです。


わかりますか?

インターネット広告には2つの側面があります。


インターネットを使って全国に販売する。または特定の地域に向けて販売する。

インターネットを使って地域の人にお店の存在やサービスを知ってもらう。


「インターネットはうちのお店には合わないよ。遠くの人からクルマ買いたいっていわれてもアフターフォローできないからね。」

と、おもっているあなた。

考え方を変えてみてください。

インターネットでクルマを売るのではなく、地域の人にあなたのお店のポリシーや得意とするサービスを知ってもらうようにすれば良いのです。

さらにもっと言うと、このような事例も実際に起こっています。

私がインターネット販売をアドバイスしている埼玉県の中古車販売店が、以前インターネットを使って四国のとある県にクルマを売りました。

埼玉のクルマを四国お住まいのお客さんが買うという時点で今まででは考えられなかったわけです。


その販売店は、売った後も、電話やメールなどでフォローをしていたのですが、
その結果、四国のお客は、次のクルマをまたその埼玉県のお店から買ってくれたのです。しかもインターネット経由で。


インターネット販売を窓口に、埼玉県の中古車店と四国のお客の間で「代替」が行われているのです。 (ちなみに下取りのクルマもそのお店に入っています)

よく、「遠いからお客にならない」とか、「遠い人はお客にならないよ。うちは営業県内が狭いからね」などといって、実際に行動しないお店の方がいますが、果たしてこのような事例は、遠いからお客ではないとは言えないのではないでしょうか?


「埼玉県のお店が四国に顧客を持っている」といえるとおもいませんか?


こうなると『全国が商圏で日本全国が顧客の対象だ!』といっても良いのではないでしょうか?

いいですか?

もうすでに地域がどうとか距離が遠いとかそういう時代ではないということなのです。

正しいツールを、正しい方法で使用することで、


・インターネットを使って全国に車を売ることができます。

・インターネットを使って地域の方にあなたのお店を知ってもらうことができます。

・インターネットを使って顧客の地域を全国にすることができます。

インターネットを使って車を売るのか?

インターネットを使ってお店やサービスを知ってもらうのか?


考え方を変えるだけで、インターネットはそのどちらに対しても適用することができるのです。


「うちにはホームページは必要ない!」

と言っていたあなた。

それは片一方方面でしか物事を見ていません。


「インターネットは何かを売るための道具だ」と考えているからです。


そのほかに「あなたのお店やサービスを知ってもらうための道具」でもあるのですよ。


それでもインターネットを活用しないのですか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集後記


さて、

「インターネットは役に立たない」と考えているお店の多くは、インターネットはクルマを売ったり車検を取ったりするものという固定観念があるからです。

インターネットはクルマを売るためのツールだけではありません。

あなたの活動を知ってもらったり、あなたの思いを伝えるためのコミュニケーションツールでもあるのです。


あなたの仕事やサービスを正しく伝える”努力”をしていれば、どのような結果が待っているかは、少し考えればわかることではないでしょうか。


ぜひインターネットというツールを活用して欲しいものです!

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2008年6月11日 c-c-t.com | | コメント(0) | トラックバック(0)

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