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Vol.152:「卵は一つのカゴに盛るな」
株式投資の世界にはさまざまな格言があります。
その代表的なものが、「卵は一つのカゴに盛るな」です。
「卵を一つのカゴに盛るとそのカゴを落とした場合すべての卵が割れてしまうが、卵を複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落としても他のカゴの卵は影響を受けずにすむということ」
分散投資を推奨する際によく引き合いにだされる格言です。
これは、色々なビジネスでも通用する重要な格言だったりします。
もちろん自動車業界にも当てはまります。というか中古車販売店や整備工場はこれができていません。
全国色々な中古車販売店や整備工場の所へ訪問に行く訳ですが、
「創業何十年と続いている店」
「これから何十年と成長していくであろう店」
「10年後、20年後に残っていると思われる店」
そんなお店には、共通点が2つあります。
一つは、タイトルの通り「卵を複数のカゴに盛れているお店」です。
「中古車販売店が車を売っているだけ」
「整備工場が整備をしているだけ」
「レンタカー会社が車を貸しているだけ」
「板金工場が板金塗装をしているだけ」
このようなお店は、基盤が弱く、いざ何かがあった時には急速に事業が縮小してしまう可能性があります。
数ヶ月前、ある整備工場から相談がありました。
昔は月間100台近くの整備入庫を誇っていた整備工場が、6ヶ月間の間に廃業を決断せざるを得ない状況に陥ってしまいました。
そのお店は、主にリース会社の整備を一手に請け負っており、工場も忙しくしていたそうです。
しかしそのリース会社を利用して車両の整備を請け負っていた会社が操業を停止し、その結果リースの車の入庫が一気に無くなってしまいました。
で、どうなったか?
今までリースだけに頼って他のお客様の一般整備や他の事業を全く行ってこなかった結果、6ヶ月の間に資金が枯渇し、一気に廃業を決断する他ない状況になってしまったのです。
この会社が、自社の置かれている状況を的確に判断し、リース車両の整備以外に一般顧客の拡大を図ったり、中古車の販売を始めていたり、地域のお客さんにレンタカーの貸し出しを行っていたりしていたとしたら、、
少なくとも6ヶ月の間に廃業する事はなかったのだろうとおもわれます。
中古車販売店にも同様のことが”良く”起こります。
良く売れている中古車販売店でも、突然車が売れなくなり、倒産や閉店となってしまうお店は沢山あります。
なぜ、突如として中古車販売店が倒産してしまうのか?
それは「車を仕入れて売ることしかしていない」からです。
「どんなクルマを仕入れれば売れるのか?」
「いくらで売れば良いのか?」
日々これしか考えていないお店は危険です。
毎月毎月、仕入れては売り、仕入れては売り、月末になればいくら儲かったか?しか考えていないお店は、残念ながら10年、20年後に生き残っている確立は低いと言わざるを得ません。
あなたのお店はどうでしょうか。
商品力だけで勝負をしていませんか?
その商品力で10年後も20年後も戦い続けることができるますか?
毎月、利益が出て売れるクルマを仕入れ続ける自信がありますか。
一方、そのようなハイリスクなビジネスをすることなく、安定して売り上げを立てているお店もあります。
幸いにして自動車業界はシナジー効果の高い沢山の関連ビジネスがあります。
新車、中古車、整備、板金塗装、磨き、清掃、レンタカー、保険、部品、アフターパーツ、電装など、今の本業となっている事業の他に、2つや3つ、事業の柱として立ち上げることのできる領域が見つかるのではないでしょうか。
よく、
「ウチは整備工場だから中古車はねぇ・・」
「販売はやるんだけど車検のフォローは面倒だからやらないんだよね」
「輸入車の販売店だから車検はやらないんですよ。」
などというお店があるのですが、はたしてこれから10年20年とお店が続くのでしょうか?
「卵は一つのカゴに盛るな」
中古車販売店は、整備事業に進出するべきですし、整備工場はレンタカーを始めたり、自動車の販売を行ったりするべきでしょう。
昔は整備工場が中古車を販売するためには、人を新しくやとって土地を借り、看板を立てて「エイヤ!」っと始めなければならなかったのが、今はホームページ一つであらたな事業を開始することが可能です。
過去には数百万以上の初期投資をして初めていたことが、今やお店のコンセプトを定めて数十万円、時に数万円の投資だけで
新しい関連事業を始めることができるのです。
私がサポートしているお店も、非常に安い初期コストで整備工場がレンタカー会社となり、中古車販売店が整備を獲得し、板金工場が中古車を売っています。
ぜひ、今までの固定観念を振り払い、新しい関連事業を小さくはじめてみてください。
大きな初期投資はする必要はありません。
しっかりとしたコンセプトを定め、ホームページや各種ITツールを駆使して小さく始めましょう!
失敗したって良いじゃないですか。
何百万何千万もの投資をしていればそういう訳にはいきませんが、ホームページの構築費等の投資金額であれば、別に命を取られるわけではありません。
みなさん!今年こそ行動しましょう!
「これから何十年と成長していくであろう店」
「10年後、20年後に残っていると思われる店」
そんなお店のもう一つの共通点ですが、それは「自分の事業の財産を商品でなく顧客だと理解できているお店」です。
中古車を売っていても、コーティングをしていても、車検をやっていても同様です。
「自分の店の財産は顧客である」
顧客を満足させ、拡大するためにどうすれば良いか?という視点で自分の事業を見れている経営者のお店は、きっと成長し続けることができるとおもます。
ちょっとカンタンなワークをやってみましょう。
白紙のノートの中心に丸印を書いてみてください。
その丸の中には何と書かれていますか?
http://www.c-c-t.com/mail/DPE/kore1.jpg
中古車でしょうか?
それとも車検?
お店のコアなビジネスがかかれたかもしれません。
その丸印の中には、「顧客」と書いてみてください。
その顧客の丸の周りに、自分の事業を書きましょう。
http://www.c-c-t.com/mail/DPE/kore2.jpg
そのまわりにマルをいくつ増やせるか?
そんな風に自分の事業のコンセプトを定めましょう。
自分の事業のコアは中古車販売でもなく、スポーツカーでもなく、車検でもなく、
「顧客である」
そう考えると、自動車業界は多くの関連事業を行う事ができるのです。
「中古車インターネット販売成功法」
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どういうクルマを仕入れるとか、広告先はグーが良いとかカーセンサーが良いとか、オイルはカストロールにするとかしないとかそういうことではなくて、自社で一番大事なコアは顧客であると考えられるかどうか? これでこれからの10年が決まるとおもいます。 その上で、お店によって、中古車販売の強化であったり、整備のオンライン獲得であったりと、お店の状況に合わせた最適な方法で、ローリスクでスタートできれば良いかとおもいます。 では!
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中古車インターネット販売成功法 SKI |
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2011年3月 5日 c-c-t.com | 個別ページ
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